コミティアに行ってきましたのでそのレポート・・・というか日記です。
朝9時ちょっと前。国際展示場駅の改札を出たあたりでzukkini会長・mansooonさんと集合。会長は先週会ったばかりだけどmansooonさんとは1年以上ぶり。相変わらず髪がフッサフッサしている。会場手前のコンビニでパンやおにぎり等購入。艦娘冷却水なる萌えイラスト入りの500mlペットボトル等があり、ああ、ビックサイトに来たんだなぁとしみじみ思った。
人の流れに沿って入場。「記念に撮っておきましょう」と、逆光の中、3人して写真を撮る。「いや〜売れるといいですね〜」なんて言いながら。多くの人がガラガラ引くタイプのスーツケースをガラガラ引いていて、ガラガラと音がする中、パシャパシャとスマホで写真を撮った。
東5ホールへ入場。自分達のスペースはトイレのすぐそばという好立地なのですぐに見つかった。あらかじめテーブルに置かれている各種広告。多い。多いだけならともかく、公序良俗的にこれどうなのってのもチラホラある。即売会初参加の会長が驚きつつも、せっせと設営。
ひとまずの設営完了。この時点で9:40。まわりのサークルさんは4割くらいが設営完了してて、3割くらいが並べたりしてて、3割くらいがまだ来てない。オープンが11時なので、うろうろして時間を潰す。
朝食として、ビックサイト名物のオムそば。ホール内の、スペースから徒歩1分の場所に屋台みたいな感じで売ってた。600円。(昼時は長蛇の列。閉館間際は半額になっていた)
そして11時。拍手とともにスタート。
「な、なんだこの拍手は」と驚く会長に、「これは伝統みたいなものですね」と教えてあげるmansooonさん。
mansooonさんはツイッター上ではこんなつぶやきしかしていない人で、
人の心を持たない、自動生成された文字列を投稿するプログラム上の存在っぽいけど、普通に対人コミュニケーションの取れる人間なんだなぁとしみじみ思った。
そして運命の
11時15分・・・
「一部下さい」
う、売れた!
売れたぞー!
最初の本が売れた。
サッと買ってサッと去っていく、春の風のような人だったな・・・(覚えてない)
「よし!これで飲みに行こう!」
「印刷所に連絡して追加発注しましょう!」
と、3人して大喜び。
自作の本が1冊売れる、これはすごい嬉しいんだよ・・・
相対的な価値は、サッカーで1点入ったと同じくらいあるよ。
よく、「3冊しか売れなかった」とか聞くけど、
まずはその3人への感謝だよな・・・
ほどなくして一般入場の他メンバーも来て、追加の頒布物を置く。
大勢でブースにたむろすると迷惑なので、一時離脱して再度うろうろ。
沢山の良い本を買えたので、流れをぶったぎってご紹介します。
「稚内・紋別グルメツアーに行ってみた!」/ケル(あおいかえる) さん
ワープロで打って印刷した文字を切り張りした写植の跡がうっすら見える、手作り感あふれる素晴らしい旅行記。何かと懐かしく感じる。もっと読みたいな。
「少女観察」「Fairy tale of the Forest」/鱸 海食堂 さん
切り絵の本。切り絵出来る人って無条件で尊敬するんだけど、これは雰囲気が、テイストが、感じが、凄い好み。俺は本当はダジャレ漫画じゃなくてこういうのが描きたいんだ・・・
「薬物High School Girl.#2」/サルルルル さん
女子高生がLSD使ってもう一人の自分をナンパして自転車2人乗りして・・・というお話。ちょっとやばいやつ。
「たった70日で20キロやせるケモナーダイエット」/きしもとげん さん
友人の本なので購入。彼がダイエットに成功し痩せた姿を見ていたので気になっていたんだけど、内容はもう、一般人が参考にしたら絶対あかんやつ。「一日の摂取カロリーを500kcal以内に抑える」「自分のダイエットを励ましてくれる獣人を頭の中で作り出し、その獣人(妄想の産物)とラブラブイチャイチャし、時にケツをひっぱたいて(←ダブルミーニング)貰いながらダイエットするという夢のようなシステムです」「栄養バランスのとち狂った生活になるが、痩せたいなら諦めてほしい。どうせそれで縮む寿命も2ヶ月くらいだ」という、と学会行き待った無しのキ印良品です。面白かった。
と、存分にうろうろして同人誌を買いあさり、
14時頃、再びハイエナズクラブのスペースへ。
1個2千円のマグカップが売れてて驚いた・・・・・
冊子も、着実に減ってきている。
ここで展示品である卓上回転寿司マシンをもっとプッシュする作戦へ。
mansooonさんが今回これをリモコンでコントロールできるように改造してきたので(この人ホントすごいな・・・)、そのボタン部分をお客さんに実際に押してもらい、自らの手で動かしてもらう!これは楽しいはず!
動画再生はこちら(vine)
そして、ブースの前を通る人に「よかったらボタン押していって下さいー」とお声がけ。(通常は「よかったらお手に取ってご覧下さい」とか「新刊発売しております、どうぞー」とか)
それで、面白いことに、3割くらいの人はボタンを押してくれる!(それが核ミサイルのボタンだったらどうするんだ!?) そしてボタンを押すと回転寿司マシンが作動し、10割の人が笑ってくれる!
そこで
「こちらの回転寿司マシンは受注生産で5000円ですが、この新刊ハイエナズマガジンは500円です」
「今なら会場限定のステッカーもついています」
「9人で描いているので、1つくらいは面白いのがあるはずです」
とご案内することにより、購入率激増。
ハイエナズクラブを知らない人も買っていってくれ、スマホで動画を撮る方も沢山。
買わなかった人も、にこやかに去っていき、良い雰囲気で楽しかった。
(ただ、モーター音で近くのサークルの人に迷惑をかけたかも・・・次回は消音化の改造をお願いしたいところ・・・)
「諦めたらそこで試合終了ですよ」を胸にお互いを励まし続け、クローズの16:00きっかりまで販売。結局、予想を超える売上数、大団円。
打ち上げで行った居酒屋では、注文した餃子には最初からラー油が、サラダには最初からドレッシングが超大量に、ビッシャビシャにかかっていた。これもまた、大団円を迎えた僕たちに対する店員さんなりのサービスなのかもしれない。
後日通販やるのでよろしくお願いします!!!!